--- 酷暑を忘れて ---
気持ちいい~っ。
カ・イ・テ・キぃ~。
バシャバシャ飛沫を飛ばして滑歩き。
谷に嬌声がこだまする。
酷暑の夏はなんたって沢登りだよね。
7月の月例山行は奥秩父ナメラ沢でした。
カ・イ・テ・キぃ~。
バシャバシャ飛沫を飛ばして滑歩き。
谷に嬌声がこだまする。
酷暑の夏はなんたって沢登りだよね。
7月の月例山行は奥秩父ナメラ沢でした。
日曜なのに登山口の駐車場にはポツンと1台のみ。
真夏のプール並みに混むかと思っていたので拍子抜け。
てくてく林道歩き1時間で沓切沢(くつきり)沢橋へ。
橋を渡り雁坂峠へ続く登山道を登る。
意外に急登だった。
「ナメラ沢」の看板を見て落ち葉の積もった踏跡を
峠沢へ下った。
峠沢へ下る
沢形に沿い5分下ると峠沢に立った。
小広い河原で沢靴に履替えヘルメットを被れば、
気持ちがびしっと引き締まる。
ビューティー・ペアかい??
ナメラ沢出合を目指して中ノ沢のゴーロを登って行くと、
谷を関門のように塞ぐ滝が現れた。
5m滝だ。
5m滝
水流沿い右が階段状で登りやすそう。
でも、落ち口へ抜けるときに濡れちゃうなぁ。
まるめのは濡れるのを嫌い右壁に取りついた。
傾斜はきついが
落ち口下のバンドをトラバースすれば楽勝、
・・・と思った。
登ってみるとバンドは酷くぬめっていた。
壁に抑えられバランスがとりにくいのに
ハンドホールドは皆無。
やばい。
戻ることもままならずセミ状態となった。
見かねたバン亀さんが水流沿いに登りお助けロープ投下。
辛くも危地を脱したのでありました。
ヤレヤレの出だしになっちまった。
水を厭わず流れの右を登るのが正解だった。
流れの右を登るのが正解
標高1,420mでナメラ沢が右岸から合流。
水量は中ノ沢と同じくらい。
お待ちかね。
滑の始まりはじまり。
もったいないからなるべく水流を辿った。
快適な滑が続く
流れを乱してじゃぶじゃぶ。
油断するとぬめった岩でつるり。
わいわい、がやがや滑歩きを楽しみ
2時間ほどで標高1,680mの二俣に到着。
おまたせ。
パイナップル休憩だ。
植松会長差し入れのパイナップル。
早朝の集合場所にわざわざ届けてくださった。
ありがたや。
バン亀さんが冷え冷えを保って運んでくれた。
こちらも感謝。
冷え冷えパイナップル
パイナップル二俣(仮称)の上は
フィナーレを飾る滑滝30m。
滝上で右岸から流入するルンゼに入る。
ルンゼを横切る踏み跡を1本やり過ごし、
2本目の踏み跡まで登って武装解除。
1,856mピークの登りで雨が降り出したがすぐ上がった。
マルバダケブキが群生する防火帯を下る。
マルバダケブキが尽きるとわらびの群生が続いた。
防火帯一面ワラビ。
ワラビ畑のようだった。
芳賀さん下りの情報ありがとうございました。
急な下りは慎重に下り、無事駐車場へ戻りました。
今日の発見:
林道終点の沓切(くつきり)沢橋に
「亀田林業所」の銘板!
がんもさん、(真顔で)この橋バンカメさんのシゴト?
バン亀さん、(すまし顔で)工事費1,000万くらいだったかなぁ。(もち、冗談です。)
バン亀橋?
↓
【ひと口感想】
バン亀:
やっぱり夏は沢!
シャワークライミングで全身びしょ濡れ!
嗚呼楽しい。
ナメ床歩きで癒されて
ぬめるスラブでドッキドキ!
嗚呼楽しい。
優しいと言われる沢でも冒険心満載で楽しめました。
がんも:
6年ぶりの沢登り。
清らかなナメ床と優しい渓相に癒され、
水とはしゃぎ仲間と笑った一日。
暑さを忘れる最高の時間でした。
英理子:
青空の下、木漏れ日や新緑の樹木や苔に癒されながら
キラキラした水面のナメ歩きは、
爽快かつ癒しでした。
まるめの:
濡れずに滝を越すつもりが結局ずぶ濡れ。
素直に登れば良かったなぁ。
埋まってるんじゃないか心配だった滑は健在。
癒されました。
冷え冷えパイナップル、癖になりそう。
日 程:2025年7月27日(日)晴、午後一時雨
メンバー:L. 秋田、亀田、中澤、広瀬
タ イ ム:
雁坂トンネル料金所駐車場7:35 -- 沓切(くつきり)沢橋8:15
峠沢8:30~9:00 -- 中ノ沢出合9:05 -- 5m滝9:20~9:50
-- ナメラ沢出合(標高1,420m)10:00~10:05 -- 二俣
(標高1,680m、パイナップル二俣)12:00~12:20
-- 沢終了点(標高1,760m)12:40~12:50 -- P1,860 13:30
~13:35 -- 雁坂トンネル料金所駐車場15:20
(秋田 記)